産経新聞(電子版)によると、福井県福井市に本拠を置くバス会社の「高志観光バス」と関連会社で福井県永平寺町に本拠を置くタクシー会社の「高志タクシー」は、9月2日までに福井地方裁判所より破産手続の開始決定を受けたことが明らかになりました。
1963年に設立の高志観光バスは、約20台のバスを保有し観光貸切バスの運行を手掛け、高志タクシーは車両約25台を保有し福井市・あわら市・永平寺町・小松空港を主なエリアとして事業を展開していました。
しかし、景気低迷による旅行需要の落ち込みなどから業績が悪化すると、価格競争の激化も重なり資金繰りが逼迫したため、やむなく法的整理の申請に至ったようです。
負債総額は2社合計で約3億9000万円の見通しで、公益性の高い事業を営んでいることから、破産開始決定を受けたものの事業譲渡などの方法により営業継続を目指す見通しです。
産経新聞電子版より抜粋
社名がかっこいいです。残念