官報によると、神奈川県箱根町に本拠を置く元ホテル経営の「箱根湯本ホテル株式会社」は、2月10日付で横浜地方裁判所小田原支部より特別清算の開始決定を受けたことが明らかになりました。
1957年に設立の同社は、箱根・湯本温泉にて温泉旅館「箱根湯本ホテル」の経営を主力に事業を展開するほか、飲食店の経営やパンの製造・販売も手掛けるなど事業を拡大していました。
しかし、景気低迷による個人消費の落ち込みに加え、施設の老朽化や競争激化などから業績が悪化したため、営業継続を目的として会社分割により「株式会社箱根湯本ホテル」を新設し事業を継承する一方、自らは清算目的会社として債務整理を進めていました。
なお、箱根湯本ホテルは、前述の分割会社により営業が継続されています。
不景気.comより抜粋
経営母体が変わりますが、ホテルはそのまま営業するというお話。よくあることです。
変わるといっても読む限り経営者はかわらなそうですね。